奈良県曽爾村

鎧岳・兜岳



山行報告  
報告者 三宅 武   
山行日 平成22年11月30日  天候 晴れ
 コース
タイム
奥香落高原ロッジ(9:00)−目無地蔵(9:50/10:02)−兜岳(10:49/10:56)−逢坂峠(11:30)−鎧岳(12:00/12:30)−葛集落(13:30)
参加者 CL : 三宅 武   SL : 佐坂茂美
男性 : 秋月、石田、 石橋、 片山、北村、 後藤、 中島、 中廣、 西川、 畑
女性 : 上杉、樺山、 徳田(幸)、 堀、 吉津、 秋月(慶)
合計 : 18名
 山行報告 

奈良県曽爾村にある柱状節理の岸壁が、武士の鎧や兜に似ている。 この奥香落渓谷は中国の桂林とそっくりであります。 当両山は関西百名山に属しています。

気掛かりな天候も今日は良く晴れて絶好の登山日和となりました。 京田辺市内各地を平安バスで近鉄新田辺駅前を7時00分に出発。 一路奥香落高原ロッジを目指しました。

登山口の目無地蔵からすぐ急登であります。 一枚岩の上を慎重に登り歩を進める。 登山路の距離は短いが急峻であり投頂意欲をそそります。 お陰さまで全員元気に、そしてヒヤリハットもなく下山できました。 この山は「坂の上の雲」ならぬ「急坂の上の頂上」で大パノラマを全員で堪能しました。

 感想文

奈良・曽爾の鎧岳・兜岳に参加して

 後藤正道
 

1130日(火)今日は晴天、奈良・曽爾村の鎧岳・兜岳へ三宅CL以下総勢17名、R163から伊賀上野・名張・青蓮寺ダム湖畔・香落渓谷から奈良県曽爾村へチャーターバスで出かけます。

晩秋の里山には、まだまだ綺麗な紅・黄葉が残っていました。素敵にハッピーです。

今日は快晴、R369・高原ロッジ口バス停を経て目無橋・延命地蔵尊横の登山口から、兜岳・峰坂峠(中間鞍部)・鎧岳まで二つのピークを縦走します。

かなり以前になりますが、曽爾高原から見た鎧・兜岳は「あんな急峻な山どうしたら登れるの。」と怖いイメージでしたが、今日はその「恐ろしく怖そうな所」へ初めて登ります。

秋月会長のご指導のもと準備体操を済ませ、まずは兜岳へ出発です。

兜岩(大岩)を過ぎたころから「ここから先は急登り」の道標、いよいよ始まるのかと思いつつ勾配2/3はあろうかと思われる急な坂を何とか登った。

兜岳の山頂で昼食後、こんどは鎧岳のコル・峰坂峠へ急坂をどんどん下ります。

鎧岳への登り返しが待っていると思うと「またまた、しんどいなぁ〜」と独り言。

「しんどいのは私だけではおへんのや。皆さんしんどいのや」と言い聞かせ。

鎧岳山頂で集合写真。ホッと一息です。

ここからは里への下りのみ。皆さんの下山ピッチはとても速く置いて行かれます。

“お〜ぃ待ってくれ〜”と15時の下山となりました。

山頂からは倶留尊山・古光山・遠く高見山の山々まで綺麗に見ることができ、圧巻は、垂直に切り立った絶壁の上から曽爾の里を真下に眺めて「恐ろしく怖そうな所」もそれなりに、晩秋の鎧・兜岳をたっぷり楽しむことができました。

三宅CL、皆さまお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

残念なことがありました。

はじめから「入浴」して帰る予定でしたので、名阪道・針テラス「都祁の湯」に立寄ることになりました。

そこで汗を流し美味しいビールでもと思いきや喜びもつかの間、今日の「都祁の湯はお休み」で期待外れのご帰宅となりました。お粗末さまでした。
下山後に兜岳(左)、鎧岳(右)を望む

by Mr. Goto